2010年3月18日木曜日

「フレスカ」のクラブ紹介

フレスカ

1.クラブ所属のOG

  稲垣 絵美(H4年卒)

  和田 美鶴(H19年卒)

2.クラブの設立・部員・チーム構成

  平成2年(1990年)に現監督の毛利光一氏により、前身の中村クラブから引き継ぎ設立する。

  前身の中村クラブの設立から数えると、今年で31年目の老舗クラブチームです。現在の部員は、男子24名、女子10名の大所帯で、男子はA・B・Cの3チーム、女子はA・Bの2チーム、合計5チームを抱えています。現在、男子のAチームが3部、Bチームが6部、Cチームが8部、女子のAチームが1部、Bチームが5部で、各々健闘しております。

3.クラブの成績

   直近('09年愛知県社会人クラブチーム対抗後期リーグ戦)の成績は、男子Aチームが3部に昇格し、女子Aチームが1部5位で残留しています。個人では、和田美鶴が、'09年愛知県社会人クラブチーム個人戦で、混合複ベスト8です。

4.クラブの活動・特色

クラブメンバーに、共通項がほとんど見られないのが特徴で、かろうじて女子Bチームが、

小牧・犬山近辺に固まっているくらいです。普段、全員が練習で集まることはまずなく、その

代り、練習などで他クラブチームとの交流が非常に深いです。主に週末、小牧市近辺にてオープンの練習がありますが、メンバーの中には、試合でしか会わないくらいの遠方の者もいます。基本的には、「自主自立」で各々が準備して、試合に臨んでいます。

対外的に、非常に積極的なメンバーが多く、監督は、愛知県社会人バドミントン連盟の理事

  を務め、男子チームの佐藤伸郎氏は、定期的に「グリーングリーンカップ」を開催。女子チームの和田は、学生時に中村圭吾さんの力を借り、南山大学生主催の「スプリングカップ」の設立を手掛けました。

また、毛利監督が主催するフレスカ合宿は、年2回(春・秋)定期開催され、チーム内外やレベルを問わず、毎回非常に多くの人数が参加しています。

5.フレスカについて(和田 美鶴)

普段から、他チームとの交流が非常に多く、バドミントンにとって、非常に大切な「人とのつながり」を作りやすいチームです。共通の練習も定期的にありながら、特に強制的に縛られるようなこともなく、自身の仕事との兼ね合いをつけながら、各々が自主自立で練習に励み、リーグ戦をはじめとした試合に向け頑張っています。

また、試合の機会には、非常に貪欲に参加し、経験値を高める雰囲気があり、特に、女子フレスカチームでは、この傾向が強くみられます。メンバー同士にあまり共通点がないが故に、逆に、純粋にバドミントンを楽しむ空気がある、老舗の良いチームだと思います。

男子は、前回リーグ戦で悲願の3部昇格(それまで、とにかくずーーーーーーーーっと4部でした)、女子は、悲願の1部残留(前回1部に昇格したときは、1期で降格になってしまった)を果たし、どちらも次がいよいよ正念場です。

 練習は、とてもオープンな状態で、レベルもチームも程よくばらばらになっています。女子1部のメンバーや、時には実業団メンバーや男子1部のメンバーが、混ざってくることもありますし、一方で、地域のお母さんたちに教えるくらいのレベルのコートもあります。もしよければ、気が向いたとき、都合のよいときにでも、小牧へ練習にお越しください。

(フレスカ 和田)

「羽天荒」のクラブ紹介



羽天荒

1.クラブ所属のOB

  足立 圭広(H17年卒)

2.クラブの設立・部員構成  

  平成21年5月に、「羽天荒」を設立する。

現在、「羽天荒」のメンバーは6名で、みんな社会人になってから出会いました。

職場も職種も違う、寄せ集めで、年齢は、30代4人・20代2人です。

他のメンバー数人は、「羽天荒」結成前にもリーグ戦に参加していたようですが、そこを退会して、仲間内を集めて「羽天荒」を結成しました。

私は、「羽天荒」の長と、他のサークルで一度面識があったので誘われました。

3.クラブの成績

  平成21年 5月 社会人クラブチーム対抗前期リーグ戦 男子9部全勝優勝(8部昇格)

  平成21年12月 社会人クラブチーム対抗後期リーグ戦 男子8部全勝優勝(7部昇格)

4.クラブの活動・特色

 私たち「羽天荒」のメンバーは、決まった場所・決まった曜日に練習するわけではありません。というか、チーム発足して以来、メンバー全員が集まって練習したことは、一度もありません。メンバーの活動拠点が、バラバラなのがその理由なのですが、絶対に上にあがるんだという気持ちを、全員が持ち、個々に練習してきて、それがリーグ戦の結果につながっているのだと思います。ダブルスでも、決まったペアがいるわけでもなく、試合では、毎回違う人とペアを組めるのが、「羽天荒」の特徴であり、楽しみでもあります。

 また、応援にも活気があり、コート上で試合をしている人は、励まされ・冷やかされ・野次られながら、たくましくプレーしています。 今まで、社会人クラブチーム対抗リーグ戦に2回出場し、順調に進んできていますが、これらは、もっともっと強いチームと当たることになると思います。

まず、楽しむことを忘れず、上を目指していきたいと思います。

(羽天荒 足立)

「横須賀クラブ」のクラブ紹介



横須賀クラブ

1.クラブ所属のOB

  菊池 幸司(H8年卒)

  小山 史寛(H10年卒)

2.クラブの設立・部員構成

昭和47年(1972年)4月に、横須賀高校卒業生5人で発足する。

クラブの名称は、高校名から取り、つけられました。

現在の部員は、男性12名、女性15名所属しています。年齢は、20代から50代後半まで

幅広く、平均年齢は40歳ぐらいです。

3.クラブの成績・活動・特色

愛知県社会人クラブリーグ戦は、男子1チームで6部('09年後期リーグ戦で5部から降格)、

女子2チームで、Aチームは2部('09年後期リーグ戦で1部から降格)、Bチームは3部

'09年後期リーグ戦で3部残留)です。男子は、部員の高齢化で、どんどん下位のクラスに

降格し、とうとう6部まで下がってしまいました。

昔(15年くらい前)は、愛知県総合選手権大会で、混合ダブルスが準優勝したこともありま

すが、今は、全日本マスターズや、全日本シニアの大会に出場し、高成績の結果を残すことを目

標に練習に励んでいます。練習は、毎週水・金曜日、午後7時〜9時、東海市名和町にある緑陽

市民館でやっています。コートは、3面あり、他のクラブや実業団で所属している方も練習にき

ていて、常時3面がうまっている状態です。内容は、基礎打ち→ダブルスの試合がメインで、ま

れにノックやシングルもやっています。

クラブでは、バドミントン以外での行事もあり、フルマラソンや夏登山、飲み会は、新年会、

花見、夏のバーベキュー、忘年会等季節ごとに1回は開催しています。

ぜひOB・OGの方、また身近な方で練習したい方がみえましたら参加してくだい。

(横須賀クラブ 菊池)

「岩倉パラレル」のクラブ紹介

岩倉パラレル

1.監督兼選手

中村 圭吾(H7年卒)

2.クラブ所属のOB・OG

北村 良一(H7年卒)   伊藤  奨(H8年卒)   野口 直裕(H9年卒)

塚中  学(H10年卒)  共田 貴彦(H12年卒)  一橋 俊介(H13年卒)

山田 純也(H14年卒)  谷  勝幸(H14年卒)  川合 裕士(H14年卒)

中出 匡宣(H19年卒)  川本 悠介(H20年卒)  高橋 翔太郎(H20年卒)

高橋 奈友巳(H20年卒) 春日井 敬慈(H21年卒)

3.クラブの歴史

岩倉市体協として発足する。クラブチームとしては、愛知県社会人クラブリーグ戦の発足以来参加し、30年以上の歴史があります。

4.チーム構成

男子A〜Eの5チーム、シニア1チーム、女子A〜Cの3チーム、登録人数合計57名(うち

南山大学卒業生は15名)、10代から60代まで幅広い年代の選手が所属しています。主には岩倉を中心に、小牧・犬山の尾張地区の選手で構成し、全体で9チームという大所帯ゆえに、各自の目標に合わせチームを選択しています。

5.活躍する南山生

男子のAチームは、2部に所属し、中出匡宣・高橋翔太郎が1部昇格に挑戦します。全日本社会人大会に参加する選手も所属し、技術向上を心がけています。Bチームは、30代の南山大卒の選手が中心で、塚中学 (旧姓筧)の中日楯優勝をはじめ、地区代表や地域大会の入賞の経験を重ねて力をつけ、2部目前まで駒を進めました。現在も環境と折り合いをつけながら、勝敗にこだわりを持って頑張っています。Cチームは、伊藤奨を中心に、主に南山大学でバドミントンに出会った選手で構成し、幅広い年代の卒業生を抱えるが、南山大卒のバドミントン好きをキーワードに活動しています。

女子は、かつては、篠原里美(旧姓梶野)が牽引し、1部リーグで活躍しましたが、現在は、高橋奈友巳の所属するAチームが2部復帰を目指しています。

6.クラブの活動

尾張地区を中心に、各自の在住地域で日常の練習を行っています。リーグ戦が近くなると、1部リーグの選手を招き、合同で練習会を行っています。

7.バドミントンとともに(中村 圭吾)

大学を卒業後に、地元のクラブチーム岩倉パラレルに入り、15年が経ちました。大学でバドミントンを始め、学生時代に、団体戦に出場する力をもっていなかった程度の力量で、まさかこれまでプレーを続けられとは思っていなかったです。

多くの人に出会う中で、自分の気持ち一つで力を伸ばすことができると信じ、自ら環境を作ることが、社会人プレーヤーとして成長するために大切なことだと思いました。

また、チームはもとより、県の社会人連盟の運営に携わることになり、社会人としては、ただ勝つことが目的ではなく、貴重な時間を使い気心が知れたメンバーと、楽しく時間を過ごすことの大切さを知りました。

年代の違い、環境の異なり、十人十色の気持ちの人たちが、コートに入れば同じシャトルを懸命に追う。そこには、技量のレベル差もなければ、社会的立場の違いも度外視されています。バドミントンは、生涯スポーツとして、コートの内外でたくさんのものを与えてくれ、人としての奥行きを教えてくれました。

バドミントンは、何百もの出会いを与えてくれました。その一方で、同じ環境で育った南山の卒業生には、自分の活動の核として支えていただきました。自分が監督を務める岩倉パラレルは、今や約60名をかかる愛知県最大のクラブチームとなっています。10年ほど前に、チームの運営を任されたのですが、練習環境の整備やチーム力アップのために、南山の同窓の仲間には本当に助けられました。特に、塚中学(旧姓筧)くん、伊藤奨くん、篠原里美(旧姓梶野)さんら共に学生の時を過ごしたメンバーには、時には頼りすぎたり、不満をぶつける先にしたりと、悩みを聞いてもらったりと、迷惑もかけたこともあったけれど、今、不肖ながら、社会人バドミントン界を支える重責を担わされていますが、それは、社会人になり、本音をぶつけられる南山の同窓生プレーヤーたちの存在のおかげです。社会人のバドミントンの世界には、どこまでも壁がなく広がる可能性を秘めています。

しかし、それは、南山で身につけた技術とともに、バドミントンについて語った南山の仲間という幹があったからです。

  南山での4年間の部員生活が、何であったかと問われれば、「知らない土地にいっても、世界を広げるだけのバドの技量」を与えてくれた、と答えたいと思います。

(岩倉パラレル 中村)